忍者ブログ
うさみ悠子の徒然。



[1358]  [1357]  [1356]  [1355]  [1354]  [1353]  [1352]  [1351]  [1350]  [1349]  [1348
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最初に話を聞いてから、受ける一方で誰かにお知らせすることも思いつきませんでした。
このブログを読んでいる人で、茅野さんを知っている人で、このことを知らない人はいないんじゃないかと思いますが。

まだ信じられなくて自分の感情を言葉にすることは難しいのですが、まったく触れないのは違うと思うのでここに書いておきます。

友人の茅野圭子さんが、急逝されました。

私の事情でここしばらくは顔を合わせて会うことはなかったけれど、ケータイメールのやりとりもあったし、つい最近小説を沢山借りたし、人づてで元気そうだという話も聞いていたので、やっぱり信じられません。

一番最近届いたメールは、お絵かき復活楽しみにしてます、というメールでした。
ようやくWEBに絵を載せるようになった矢先の知らせでした。

一報を聞いたとき、私はのんびりと散歩に出掛けていて、2日ぶりに天気がよくて空は青いし緑は綺麗だし、いい日だな、なんて思っていたので、訃報はなにかの間違いか自分の見ている夢なんじゃないかと思いました。
帰宅してから共通の友人たちからの驚きと戸惑いのメールが届いていて、私の夢じゃないのか、と思いながらもまだ信じられずにいました。
それから夕飯の支度をしたり、いつもどおりに過ごしていたので、夜になってもやっぱり夢だったのかな、と半分思いながらも、メッセンジャーやチャットで話した友人と話が食い違わないので夢じゃないんだとようやく思え始めました。

去年の4月、私の初海外旅行の相手が茅野さんでした。私の行きたいところに行っていいと言われたので、ものすごく歩き回ったのに、付き合ってくれました。
同人活動でどうしようか困っていたときも、知り合いに声をかけてくれたり上手にナンパしてくれたりして、私を助けてくれました。
たまに衝突するときもあったけれど、それでも何年も友達といえる関係でいられたんだから、嫌いなわけありません。
東京に用事があるとき、時間があると声をかけてくれて、一緒に食事に行ったりもしました。
「悠子さんてフットワーク軽いから呼んだらさくっと来てくれそうなのよねー」と言われたとおり、お声がかかればほいほいとでかけました。
懸賞で赤坂のホテルのラウンジの招待券が当たったとか、新宿に仕事の用事があるからご飯をたべようとか、渋谷のフルーツパーラーに行こうとか、ほんとにいろいろ。食べてばっかりだけど。

思い出すととりとめなくなってしまいますが、ブログではこの記事以外に語ることはしないでおこうと思うので、もう少し書きます。
まとまりが悪くてすみません。

改めてケータイの受信メールをみてみたら、今年はもう、スパコミ後以外にゆっくりしている時間がない、という文面が見つかりました。
もう今年のスケジュールがいっぱいだったんだなぁ。
いつか私のオリジナル妖精で『伯爵と妖精』本がつくりたい、という文章も見つかりました。
そういえば茅野さんの本に絵を描いたこと、ほとんど、いや、もしかしたら全然なかったかもなあ。
こんなに長くお付き合いしているのに、表紙描いたことがないなんて逆に不思議です。
次のイベントでスペースに行ったらまだ普通にいて、また大量の本を茅野マジックで並べているんじゃないかな。搬出の荷物、組み立て式の青いコンテナボックスに詰めるんじゃないのかな。
それがもう見られないなんて、やっぱり信じられないけれど、心のどこかでは本当の事なんだとわかっている自分もいます。

エネルギッシュにいつも忙しそうにしていた茅野さん、どうぞゆっくり休んでください。
心よりご冥福お祈りいたします。
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ   [PR]